moegi's knitting note

好きと似合うの作り方 Instagram @amitunagu

日常に溶け込む服作り。世界のニッターを見て感じた『もったいない』のお話

こんばんは🌕 moegiです。

 

今週は、世界のニッターさんたちがどんなものを編んでいるのか、アイデアや刺激を探しに、少し視点を広げてリサーチをしていました。

そこで、ちょっと面白い発見があったんです。

 

新しくダウンロードしたアプリ(TikTok)で、試しに日本語の「編み物」と検索してみると、出てくるのはポーチやマフラーといった可愛い小物が主流。

でも、英語の「knitting」で検索した途端、画面が一変しました。

そこにあったのは、セーターやカーディガンといった本格的な「服(ウェア)」ばかり。

真似したい特定のデザインというよりも、向こうの国々(おそらく北欧やヨーロッパなど)では、手編みの服が当たり前のように日常に溶け込んでいるその空気感に、ものすごく心を惹かれました。

そして同時に、ちょっぴり「もったいないな」という気持ちが湧いてきたんです。

 

小物をこれだけきれいに編める素敵な技術が、日本にはたくさん溢れている。

だったら、正しい型紙と服の構造(ロジック)さえあれば、私たちは自分にぴったりの服だって、絶対にゼロから創り出せるはずなのに。

「服は、自分で作れる」

お店で既製品を買い求めるのが当たり前だった頃の私なら、想像もつかなかった魔法のような選択肢。

 

日本ではまだ、自分で服を編む人は多くないのかもしれません。

でも、だからこそ「小物を編むその先の楽しさ」を、もっとたくさんの人に知ってほしい。

もどかしさがありつつ、でも「これからその楽しさをみんなと共有していけるんだ」という未来へのワクワクもある。そんな新しいエネルギーが、今の私の中に満ちています。

 

イメージを現実のものに、より着心地も良いものを。

私の小さなアトリエから始まる挑戦が、いつか誰かの日常を新しく彩るきっかけになりますように。

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今夜もゆっくり休んで、素敵な週末をお過ごしください。

最後までご覧いただきありがとうございました🎶

編み物の季節の始まりに。真っ白なページへ描く、母へのジレ

 

こんばんは🌕 moegiです。

9月に入り、朝晩の風に少しずつ秋の気配を感じるようになってきましたね。長野は朝晩寒く感じるようになってきました🍂

 

いよいよ、私たちニッターにとって待ちに待った「編み物の季節」が本格的に到来です。

「今シーズンは、どんな糸で何を編もう?」

そう考えるだけで、胸の奥からワクワクした気持ちが込み上げてきます。

 

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今、私の手元にあるのは、まだ何も描かれていない真っ白なスケッチブック。

ここから始まる新しいシーズン、私の「最初の一歩」は、母に贈るジレ(ベスト)を編むことに決めました。

お店で既製品を買い求めるのが当たり前だった頃の私には、「服を自分でゼロから創り出す」なんて想像もつかない魔法のような話でした。

でも、型紙の引き方を知り、服の構造を学び始めた今の私にとって、真っ白なページに向き合う時間は「理想を現実にする」ための最高にクリエイティブな時間です。

今回、母のためにデザインしたのは、すっきりとした縦のラインを意識した縄編みを組み合わせた、美しいパネル模様のジレ。

「母の体型を一番きれいに、素敵に見せるためには、どんな線の引き方が正解だろう?」

ただ編み図の通りに編むのではなく、着る人の骨格に寄り添って、ミリ単位で「美しさの根拠」を型紙に落とし込んでいく。このロジックを組み立てるプロセスが、知れば知るほど面白くて、私は今、心地よい編み物の沼にどっぷりと浸かっています😁

 

難しい座学が続くと頭を悩ませることもありますが、この真っ白なページが私の引いた線で満たされ、やがて一筋の糸から立体的な「服」へと育っていく瞬間を想像すると、ワクワクが止まりません。

 

母のためのジレを編み上げたら、その次は、ずっと温めてきたクラシックな佇まいのウェアにも挑戦したいな、と密かに計画を膨らませています。

 

昨日よりも、もっといいものを。

この秋、皆さんはどんな新しいときめきを形にしていきますか?

今夜もゆっくり休んで、素敵な週末をお過ごしください。

最後までご覧いただきありがとうございました🎶

私が『糸』を選ぶとき。直感の色と、10年先への品質

こんばんは🌕 

moegiです。昨日は投稿できず失礼しました。

 

今週もペンと定規を持って服の構造をじっくりと学ぶ、座学中心の時間を過ごしていました。

普段何気なく着ている服も、その立体的なパズルを紐解いていくと、数ミリの線の引き方にすべて「着心地の理由」が隠されているのだと深く感動する日々です。

 

そんな風に頭をフル回転させていた今週は、実は編み地は1センチも進んでいません😑

「本当はドリンクホルダーや可愛い小物、レース編みに手を伸ばしたかったな……」と少しもどかしさを抱えながら、今夜は手元にある大好きな糸玉たちを眺めています。

せっかくなので今回は、私がいつも作品を創るときに、どんな風に「糸」を選んでいるか、その基準をお話しさせてください。

 

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私の糸選びは、いつも「直感」から始まります。

理屈ではなく、その瞬間に私の心がときめいた、の色。

そこから、「じゃあ、この色でどんな服が着たいかな?」と頭の中で明確なイメージを膨らませていきます。

イメージがはっきりしているからこそ、そのデザインに100%応えてくれる糸を探す時間が、私にとって何より愛おしいひとときです。

 

そして、私のもの作りには、決して妥協することのない「3つの絶対的な基準」があります。

  1. カラー
    パーソナルカラー(Clear Winter)を意識して、顔周りがぱっと明るく、肌を一番美しく見せてくれる絶妙な色合いであること。
  2. 肌触りと伸縮性
    頭の中にある明確なシルエットを崩さず、なおかつ身に纏ったときにストレスのない心地よさがあること。
  3. 10年は着られる強度

手編みだからこそ、ただ一時(いっとき)可愛いだけでなく、何度も袖を通して、持ち主と共に美しく歳を重ねていけるタフさと上質さを持った糸を選びたい。この「強度」のバランスだけは、絶対に譲れない私のこだわりです。

 

今週は形にする時間は作れなかったけれど、こうして糸たちのプロフィールを愛おしむ時間も、大切なもの作りの一部だなと感じています。

次はどんな糸が、私のイメージを現実のものにしてくれるでしょうか。

 

皆さんは、お洋服を選ぶとき、どんなこだわりを持っていますか?

 

今夜もゆっくり休んで、素敵な週末をお過ごしください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました🎶

型紙ノート vol.3|3つの服作り。それぞれのロジックが生み出す美しさ

こんばんは🌕 moegiです。

先週の福井旅行でたっぷりと感性を満たした余韻をそのままに、今週は机に向かって、型紙の学習にじっくりと没頭していました。

旅でリフレッシュした頭に、新しい知識が新鮮な驚きとともに吸い込まれていくような、充実した時間を過ごしています。

 

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今週の大きな収穫は、服ができるまでの3つの異なるアプローチ」を学んだことです。

  • ソーイング:織られた布を立体的に裁断し、縫い合わせて仕立てるロジック。
  • 機械編み:ハイテクノロジーで、まるで布のような均一で端正な編み地を美しくスピーディーに構築するロジック。
  • 手編み:ひと目ずつ、自分の手で糸に命を吹き込みながら形にしていくロジック。

これまでは「手編み」という視点から服を見ていましたが、ソーイングの仕立ての美しさや、機械編みが持つ布のように滑らかな表現を知ることで、服作りの世界の奥深さを改めて痛感しています。

先週「スタイリストゴトウ」さんでたくさんの布に触れたとき、頭の中でドレープやジャケットの型紙を想像してワクワクした感覚が、今週の座学によって「あ、そういうことだったんだ!」と綺麗な線で繋がっていくのがわかりました。

 

「イメージを現実のものに、より着心地も良いものを」

それぞれの手法に、それぞれの美しさと着心地の理由があります。

編み物は今週もお休みしてしまいましたが、この学びで得た知識は、私がこれから創り出す服の、確かな「美しさ・着心地の根拠」として大切に蓄積されています。

ただ編むだけではなく、布の仕立ての良さも、機械の持つ洗練された表情も知った上で、あえて「手編み」でしか表現できない極上の形を追求していきたい。そんな新しい野望も生まれてきました😏🤍

 

一歩ずつ、でも確実に、昨日の自分よりもいいものを作るために。

この夏休みの研究期間は、私のクリエイターとしての根っこを想像以上に深く育ててくれている気がします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました🎶

クリエイターの夏休み。台風の空の下、福井の『光とテキスタイル』を巡る3泊4日

こんばんは🌕 moegiです。

今週は編み針と定規を完全に置いて、34日で福井県へ大人の夏休み旅行に出かけてきました!

実は台風の影響でお天気がかなり不安定だったのですが、そんな雨や曇り空さえも掻い潜り、とっても楽しい4日間を過ごしてきました。

訪れたのは、三方五湖、年縞博物館、瓜破の滝、熊川宿、永平寺、東尋坊。

そして、クリエイターとしてどうしても行きたかった「RIBBON'S CAFE」や「スタイリストゴトウ」さんにも足を運んできました。

この4日間、編み物や型紙にはまったく手をつけず、心と体の感性をフルに満たしてきました😏

 

 

 

台風の合間の曇り空や雨模様でしたが、だからこそ出会えた美しい色彩がたくさんありました。

水質で五色の青に変わる三方五湖の少し霧がかった神秘的なグラデーションや、瓜破の滝のみずみずしい木漏れ日と苔の深い緑。

私のパーソナルカラーであるClear Winterの視点で見ると、晴天のギラギラした光よりも、むしろこうした「しっとりとした冷たさのある美しさ」の方が、どこかドラマチックで「いつか夏糸の透かし編みやラメ糸で表現してみたい」と、新しいデザインの刺激をたくさんもらいました。

 

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そして今回の旅は、私が今のめり込んでいる「服作り(型紙・編み物)」への視点にも、大きなときめきを落としてくれました。

年縞博物館の7万年分の「縞模様」や、永平寺の歴史の積み重ねに感銘を受けたあとは、いよいよ楽しみにしていた素材の世界へ。

RIBBON'S CAFE」で色とりどりのたくさんのリボンに囲まれ、「スタイリストゴトウ」さんで様々な表情を持つ布に触れる時間は、まさに至福のひととき。

「このリボンの色の組み合わせを、ニットの色選びに活かしたらどうなるだろう?」

「この布のドレープ感を、今勉強しているプルオーバーやジャケットの型紙に落とし込んだら……

編み針は持っていなくても、私の頭の中の「デザインの引き出し」が、新しいアイデアでみるみる満たされていくのを感じました。やっぱり私は、服作りが心の底から大好きなんだなと再確認した瞬間です😁

 

台風が過ぎ去りやっと晴れた最終日に訪れた、東尋坊のダイナミックな岩場を含めてとにかくたくさん歩き回って、たくさん学びがあった旅でしたが、先月から続けている寝る前の体幹ストレッチのおかげで、一度も「体が縮こまってきつい」と感じることなく、凛とした姿勢で歩き続けることができました。

たくさん歩いても疲れず、深い呼吸で旅の空気を吸い込めたのは、毎晩10分間のほぐしがくれた最高の「副産物」です

 

編み地は1センチも進んでいませんが、これからの私の物作りを支える「美しさの根拠」と「ときめき」がパンパンに詰まった4日間になりました。

素晴らしいエネルギーをチャージしたので、来週からはまた、このインプットを真っ白な製図用紙や糸たちにぶつけていきたいと思います。

 

今週は贅沢な旅日記になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました🎶

編み物教室の夏休み。この2ヶ月で私がアップデートしたいこと

こんばんは🌕 moegiです。

 

気がつけば8月。実は、私の通っている編み物教室は8月・9月の2ヶ月間、夏休みに入ります。

先生にお会いできない寂しさはありますが、この夏を私は「自分を徹底的にアップデートする期間」にしようとワクワクしています。

 

 

教室はお休みですが、頭とペンは動かし続けます。

 

編み物を始めて1年と9ヶ月目。型紙を自分で描けることを知り、型紙に興味を持ったのは今年に入ってから。この2年弱怒涛の勢いで棒針・かぎ針の持ち方、編み方、編み図の見方、糸の選び方、色彩、素材、そして型紙など学ぶことがありました。(私のパーソナルカラーであるClear Winterを引き立てる糸選びも、この学びから生まれました。)

 

知れば知るほどワクワクしてのめり込んでいっているのを自覚しています😁沼ってたぶんこのこと。

 

この夏休みは、ドルマンスリーブやマニッシュなジャケット、フレアスカート、ワンピースそして今一番気になっている「ダブル前のプルオーバー」など、様々なデザインの型紙をじっくり自習して、デザインの引き出しを増やします。

 

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とはいえ、やっぱり針も動かしたい(笑)

難しい座学に少し頭が疲れたら、涼しげなレース編みや、夏のお出かけにぴったりなドリンクホルダーを編んでみようと思っています。手軽にできる小物だからこそ、色選びにこだわってときめきを詰め込む予定です。

 

服を作るための知識、そしてそれを美しく着こなすための体づくりを今年の夏は極めます

「昨日の自分よりもいいものを作る」ために、この2ヶ月間でたくさんの『美しさの根拠』を蓄えていきます。

どんな夏休みの研究成果が飛び出すか、ぜひ楽しみに見守っていただけたら嬉しいです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました🎶

ついに完成!型紙から仕立てたピンクのサマーベスト

こんばんは🌕 moegiです。

 

先週から最後の仕上げを進めていたサマーベストが、ついに、ついに完成しました!

 

 

 

平面だった編み地が、脇をはぎ、縁を編むことで、私の体にぴったりと寄り添う立体的な「服」へと生まれ変わりました。

 

今回使用したのは、東洋紡績さんの 「Isis Cotton lame(イシスコットンラメ)」。

綿91%・ポリエステル9%の、さらりと心地よい夏糸です。

上品で繊細なラメがちりばめられたピンクの編み地は、光が当たるたびに優しく表情を変えてくれて、見ているだけでときめきが止まりません。

 

このベストの最大の主役は、型紙からミリ単位で調整したこのVネックのラインです。

 

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骨格ウェーブの私にとって、深いVネックはデコルテが寂しく見えてしまう苦手なデザインでした。

だからこそ、普段から愛用している「40cmのネックレス」が一番綺麗に肌の上で映える、鎖骨のすぐ下の浅めのラインに設計しました。

横に広がりすぎてボートネックのようにならないよう、すっきりとシャープなVラインをキープした1.5cmの縁編み。

実際に合わせてみると、驚くほどしっくりと馴染んで、型紙から作る最大の醍醐味を肌で実感しています。

 

「イメージを現実のものに、よりよく着心地も良いものに」

また一つ、私の譲れないときめきとこだわりを詰め込んだ大切な一着になりました。

 

このサマーベストに、お気に入りのネックレスを合わせてお出かけするのが今から本当に楽しみです。

 

編み物を通じて、型紙、色彩、骨格、そして健康へと、私の世界はこれからもどんどんアップデートしていきます。

ひと目ひと目、一緒に見守ってくださり本当にありがとうございました!

 

最後までご覧いただきありがとうございました🎶